この本はアレクサンダー・テクニークと10年間を家族のように過ごし、
アレクサンダー本人から、このテクニークの将来の責任者(後継者ということかな)
になってもらいたいと依頼をされた著者(彼と彼の妻が依頼をされた)によって書かれた。
原著は1973年出版。(本訳書は1992年)
アレクサンダーは1955年に86歳で亡くなっている。
この本はアレクサンダーの考えに一番近いと言えるかな?
この本はこう始まる。
「アレクサンダー原理は一つの仮説」
・確立された絶対真理ではない。
・新しいものの見方
・いつの日か間違いであると証明されるかもしれないが
現時点(1973)で最も重要な進化の仮説。
このことは本の中で繰り返し述べられる。
第1章最後でも、
・この本で述べる形の「善用」(USE)は唯一の正しいやり方とは言えない。
・私が見つけた最良のもの。
・効果がある。
・ずっと優れたものが最後に発見されるだろうと思うし、そう望んでいる。
どの点についてそう思ったのか気になる。
読み進めるとわかるのかな??
難しく書かれれている感じがあるけど・・。
関心のあるトピックはある。
もう少し読み進めてみようか。
※アレクサンダー原理の全文
(第一章冒頭部にある記述)
👇
からだの使い方にはいろいろの方法よりももっと良い使い方があります。
このより良いからだの使い方をしないときには、大事な点でからだの働きが悪くなります。
他の人を評価するときにも、その人が自分自身をどう使うかによって
判断したほうが有効なのです。
このアプローチは、医療まがいのものでもありませんし、新しい進歩主義教育でもありませんし、
にせものの科学でもありません。
それは、難しいのですが、生きることへのきちんと統制されたアプローチであり、
ちゃんとした訓練を受ければ、人間的自由と健康をもたらすものなのです。
そしてそれは、ある程度、どんな年齢の人にも、どんな人にも効力があるのです。
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